いまだに「検査を大量に行なってはいけない」という人たちがいる。実に不思議な人たちである。
もちろん新型コロナ感染症のPCR検査のことだ。
しかも、れっきとした感染症の専門家たちが、この論を唱えている。
日本国民にとって不幸だったのは、コロナ対策に責任のある厚労省や感染研の専門家たちが、この論を支えていることだ。その結果、世界中で、日本だけが「検査をできるだけしないコロナ対策」をする国になってしまった。人口あたりの検査人数は、日本は世界で150位以下の状況である。
感染収束に、無症状者の大量検査は必須である。中国の武漢では、全住民にPCR検査を実施した。その結果、武漢では、コロナ前の生活が戻っている。中国の感染者は8万人台。政府の発表数が信頼できないという意見もあるが、それにしても、少ない。日本の感染者は6万人を超えた。中国は感染封じ込めに成功し、日本は失敗したのだ。もちろん、ウィルスの型が変異しているようだから、単純に比較できないが。
米国ニューヨーク州も、英国も、大量のPCR検査を市民に対して実施している。ニューヨーク州では、希望する市民は何回でも無料でPCR検査を受けられるそうだ。英国は、高齢者施設職員など、エッセンシャルワーカに対して定期的に何度もPCR検査を行なっている。欧米のウィルスは、日本やフィリピンなどアジアで流行したウィルスと型が違うことがわかっている。感染力が高い可能性があるのだ。欧州や米国で多大の被害が出たのはそれが原因かもしれない。そして、いま、大量検査により感染を収束させようとしている。
検査抑制論者は、多くの嘘を平然とついている。その一つに、「PCR検査の感度は低い。感染しているのに検査結果が陰性になってしまう偽陰性が多数出る。彼らが、検査結果に安心して街を出歩き、感染を拡大させてしまう。」というものがある。だいぶ世間でもこれが嘘であることに気が付いてきたが、相変わらず、言っているものがいる。
実に不思議。
2020年8月26日
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